Google Playに自作アプリを公開する手順は、以下の通りです。

  • Google Play Developerアカウントの作成
    • Google Play Consoleにアクセスし、Googleアカウントでログインします。
    • デベロッパー契約に同意し、登録料(25ドル、一回限り)を支払います。
  • アプリの準備
    • アプリの署名: アプリをリリースする前に、リリースキーで署名する必要があります。Android Studioでビルドする際に設定できます。
    • アプリのバンドル (AAB) またはAPKファイルの準備: アプリのビルド設定で、リリース用のAABファイルまたはAPKファイルを生成します。現在では、Google PlayはAAB形式を推奨しています。
  • Google Play Consoleでのアプリ登録
    • Google Play Consoleにログインし、「アプリを作成」をクリックします。
    • アプリ名、デフォルト言語、アプリまたはゲームの種類、無料/有料の設定などを入力します。
  • ストア掲載情報の入力
    • アプリの詳細:
      • アプリ名
      • 簡単な説明
      • 詳細な説明
    • グラフィックアセット:
      • アプリのアイコン (512×512ピクセル、32ビットPNG)
      • フィーチャーグラフィック (1024×500ピクセル、JPGまたは24ビットPNG)
      • スクリーンショット (スマートフォン、タブレット、Wear OSなど、対応するデバイスの種類ごとに)
      • プロモーション動画(任意)
  • カテゴリ: アプリのカテゴリとタグを選択します。
  • 連絡先の詳細: ウェブサイト、メールアドレス、電話番号(任意)を入力します。
  • プライバシーポリシー: プライバシーポリシーのURLを必ず入力します。
  1. アプリのリリース作成
    • Google Play Consoleの左メニューから「リリース」→「製品版」を選択します。
    • 「新しいリリースを作成」をクリックします。
    • 準備したAABファイルまたはAPKファイルをアップロードします。
    • リリースノート(今回のバージョンの変更点)を入力します。
  2. コンテンツのレーティング
    • アプリの内容に関する質問に回答し、コンテンツレーティングを取得します。これは、アプリの対象年齢を決定するために重要です。
  3. 価格と配信
    • アプリを無料にするか有料にするかを設定します。
    • 配信する国を選択します。
    • デバイスの適合性(例えば、特定のAndroidバージョン以上が必要かなど)を確認します。
  4. アプリのレビューと公開
    • すべての設定が完了したら、「製品版を公開」をクリックします。
    • Googleによるアプリのレビューが開始されます。これには数時間から数日かかる場合があります。
    • レビューが承認されると、アプリはGoogle Playストアで公開されます。

公開後の運用

  • アップデート: アプリの改善やバグ修正のために、定期的に新しいバージョンをリリースできます。
  • 統計情報の確認: Google Play Consoleで、アプリのダウンロード数、アンインストール数、評価などの統計情報を確認できます。
  • ユーザーレビューへの対応: ユーザーからのレビューに返信し、問題解決に努めましょう。

この手順は一般的なものであり、Google Play ConsoleのUIやポリシーは変更される可能性があります。常に最新の公式ドキュメントを参照することをおすすめします。